ヒルトップ博士の未来研究室

アクセスカウンタ

zoom RSS 諸経費ではなく諸費用を示す

<<   作成日時 : 2007/03/10 13:50   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 0

工務店の見積書で、しばしば値引きの対象とされるのが「諸経費」で、顧客にとってもっとも理解できない項目であると言える。諸経費は、現場経費と一般管理費から構成される。そのうち現場経費は、工事現場の運営に必要な経費で、現場監督の人件費や工事現場での駐車場代や現場への交通費などが含まれ、経理上は工事原価として組み入れられる。
また一般管理費は工事原価以外として扱われる経費で、営業など間接部門の費用である。住宅メーカーの場合、住宅価格のうち現場経費は10%程度、一般管理費は20%程度で、さらに利益の6%を含めると、合わせて諸経費は36%程になっている。
いっぽう工務店の場合は、現場経費は10%程度、一般管理費は10%程度、利益を5%とすると、合わせて諸経費は25%程になっている。
しかし顧客に提出する見積書は、多くても10%、それでも顧客に多いのではないかと指摘されるので、8%程度にしているのが一般的である。残りの経費は各工事費の中に載せている。
このようにアカウンタビリティーといっても、その中身が曖昧な諸経費を、見積もり項目に計上するのは、適切ではないと言える。もし載せるとするならば、25%とか36%とかといった実際の金額を提示すべきである。これが諸経費を載せるべきでない第1の理由である。
さらに諸経費を載せるべきでない第2の理由は、経費というと、経費削減、架空事務所経費、経費の無駄遣いなどイメージが悪いということである。そこで住宅メーカーは、諸費用として見積書に載せているところが多い。経費も費用も意味としては、ほとんど違いないが、諸経費となると会社の経費であるが、諸費用となると顧客が支払う費用といったイメージになる。
もちろん諸費用とした場合、その内訳を「確認申請費用」、「仮設電気申請費用」、「住宅性能表示申請費用」などと明示する必要がある。これらはこれまで諸経費の中に入れていた、あるいは別途費用として挙げていたものである。
現場経費費、一般管理費、利益は、それぞれの工費費目にプラス25%といった方法で載せるようにする。しかしこの方法でしかも材料費、労務費などと明細を示すことになると、他の見積書と比較されると、この材料は高すぎるのではないかということになってしまう。
しかし工務店の明細な見積書は、どんな材料、部品、設備機器を使うかといった仕様書も兼ねているので、材料費、労務費などの明細を明示しない場合、構造材、外装材、屋根材および各部屋別の仕上げ材、建具、設備機器など仕様を提示する必要がある。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 10
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
諸経費ではなく諸費用を示す ヒルトップ博士の未来研究室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる