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zoom RSS 坪単価

<<   作成日時 : 2007/03/01 22:02   >>

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住宅価格の表示でしばしば使われるのが、坪いくらといった表示である。しかしこの坪単価による表示は、不正確で誤解を生み、しばしば顧客との間のトラブルの原因になっている。
不正確の第1の要因は、坪単価の前提になる住宅価格にどこまで含まれているかがあいまいであることである。別途費用を多くすると坪単価は当然安くなる。顧客はオプションは別途費用でもよいが、必ず必要となるものを別途とされると詐欺にあったような気分になってくる。
第2の要因は、住宅面積の算定方法の違いにある。同じ規模の住宅でも分母となる面積が大きくなれば、坪単価は安くなる。バルコニーや玄関ポーチなどは、顧客は面積に入れないが、作る側からするとその半分程度は施工面積として入れるのが当然であると考えている。
第3の要因は、住宅が大きくなれば、小さな住宅より坪単価は安くなるといったところにある。同じグレードでも30坪の住宅は、40坪の住宅より、坪単価が高くなる。
第4の要因は、形状や質の違うものを坪単価で比較するところにある。総2階建てと平屋建てを比べれば、当然平屋建ての方が坪単価は高くなる。また乾燥材なのかグリーン材なのかなど質の違いによって、坪単価も大きく変わってくる。
住宅を売る側、作る側といった世界では、こうした坪単価といった表示がいかにあいまいであるかは常識となっているが、それでも坪単価といった表現が用いられるのはどうしてなのだろうか。
坪単価は、もともとは住宅価格の相場を知ったり、グレードを比較するために用いられてきた。あくまでも相場やグレードの目安として使われてきた坪単価が、ローコストビルダーの登場で、魚や肉類をkg当たりいくらと表示するのと同じように、坪いくらといった価格表示を積極的に行うところが増えてきた。
またローコスト住宅の場合、2400万円の住宅が1200万円でとなると、顧客は安かろう悪かろうといったイメージを持ってしまうが、坪30万円でとなると安かろう悪かろうといったイメージにならないから不思議である。30万円も60万円も普段コントロールしうるお金で30万、60万も連続の中の違いに映る。しかし1200万円、2400万円となると身近なお金でないので、その違いはあまりにも大きく、作る側の努力で安くできる範囲を超えていると映ってしまう。

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