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zoom RSS 使いやすさ以前の問題をどう克服するか

<<   作成日時 : 2006/09/05 15:39   >>

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年間20〜30棟といった比較的規模の大きな工務店でも、住宅CADなど業務支援システムは、ほとんど使われていないのが実情である。
もちろん数100万円ほどもする住宅設計支援統合型CADは、導入しているのだが、使うのは図面作成用である。しかも汎用の2次元CADであるJW−CADも使われている場合が多い。
建築学科卒の若手のスタッフには、住宅設計支援統合型CADよりJW−CADの方が使い慣れているし、自社の納まりでの図面も書きやすい。
こうしたこともあって、住宅設計支援統合型CADによる積算はほとんど使われていない。自社に合わせて部材マスターの登録も煩わしいと思われている。またJW−CADでは数量が自動的に拾えないので、結局プリントした図面をもとに数量を広い、EXCELに入力する。過去の類似物件をもとにすれば、部材マスターを持つ必要がない。
図面をもとに数量を拾いながら、詳細な仕様を決めてゆくといった面もあるので、この方法はそう面倒な仕事でもない。
次に施工管理段階に入っても、コンピューターによる業務支援はほとんど使われていない。積算データにしても、数量そのものが役立つのは自社の大工が使う下地材や床材などだけである。
構造部材はプレカット工場に任せておけばよいし、サッシにしても図面を基に納材店が拾ってくれる。材工ともで発注する外装、設備、内装工事などは、それぞれの専門工事業者が拾ってくれる。工務店にとっては、プレカット工場、納材店、専門工事業者の見積もりが妥当かどうか、そのためのチェックのために積算データが使われるだけなのだ。
さらに工程表といっても、経験年数の長いベテラン現場監督にとっては、パソコンは苦手である。すべて手書きの世界である。
しかし手書きされた書類は、保存も大変であるし、他人が必要な時に参照したり、探し出したりするのは容易ではない。
そこでキーボードには一切触れず、マウスのクリックだけですべてが処理できるような業務支援システムが必要になってくる。使いやすさ以前の問題の克服は、ベテランにパソコン修業を押し付けるよりは、キーボードに触らなくても操作できるソフトの開発が必要である。

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